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この記事の解説動画です
豪ドル円は日足でレンジブレイクまじかですが
こんにちわ。
この記事を書いているのは2019年の3月第4週
になります。
このチャートにあるように2019年始まってから
豪ドル円相場はある転機を迎えようとしています。
それは、
これまでのレンジが崩れそう
ということ。
チャートアクションには
・上昇
・レンジ
・下降
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この3つがあるわけです。
今まさに日足ベースでトレンドが崩れようとしている
豪ドル円。
これまでの値動きの推移とチャート分析から推し量れる
値動きを予想してみたいと思います。
1/3におきたフラッシュクラッシュ(アルゴリズムトレードを振り返る)
2019年1月3日にフラッシュクラッシュと言われる
現象が意図的に起きてチャートにもあるように長い下ヒゲを
つけて大きく下落したクロス円。
豪ドル円も例外なくその影響を被る形になったのは
記憶に新しいところですね。
この値動きのおかげで多くの退場者が出たの事実ですし
新年早々にダメージをおった参加者も多数いたかと
思います。
この出来事に関してはひと記事更新しております
こちらになりますので読んでみてくださいね。
フラッシュクラッシュ、アルゴリズムトレードの後の豪ドル円はレンジへ
先の薄商いを狙った仕掛けからおおよそ1週間後の1/11から
豪ドル円はレンジ相場に入ります。
・下限 77.40
上下で240pips
クロス円の中では比較的にボラティリティが小さく
おおよそ240pipsのボラティリティしかなく
推移してきた豪ドル円。
3月の第4週にレンジ下限を悪値動きに発展しようと
しています。
2ヶ月半くらい続いてきたこのレンジは下を抜けてくるのか?
主な要因をまとめてみます。
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豪ドル円レンジ下抜けの要因
きょうの豪ドル円はトリプルパンチ。明日は9時半に豪1月貿易収支と豪1月小売売上高。 pic.twitter.com/GvCtXUlFIe
— 神田卓也 (@KandaTakuya) 2019年3月6日
このツィートが一番わかりやすい材料になりますので
ここで呟かれている3つの材料について深掘りして
行きます。
RBAの利上げ否定発言
・ロウRBA総裁「今年利上げを行うシナリオは考えにくい」「金利をめぐる可能性はかなり均等にバランスと想定」「年内の金利上昇は見込みにくい」「買い手が住宅市場に戻りつつありまもなく安定化」
・大手米金融機関、RBA利下げ予想の報道
・豪10-12月期GDP:前年比+2.3%(予想+2.6%,7-9月期+2.8%) pic.twitter.com/OSqa6N4ypB— きょん (@trqder) 2019年3月6日
このツィートにもあるようにRBAの要人発言が豪ドル円
の上値を重たくしている要因に思えます。
豪の重要経済指標は軒並み悪化してのこの発言に
なる訳ですが今のファンダメンタルズの悪化は日本を除く
先進国の利上げの波についていけない状況下にあることを
如実に示しているのではないでしょうか?
アメリカ大手金融機関の豪利下げ報道
豪利下げ観測相次ぐ、マッコーリーは年内50bp利下げ観測=ロンドン為替
JPモルガンに続いて、豪投資銀行マッコーリーも年内50bpの豪中銀利下げの見通しを示した。今日発表された豪GDPが予想を下回ったことで、利下げ観測が相次いでいる。
— こなつこ。 (@daigakusei_onna) 2019年3月6日
このツィートにもあるようにRBA要人だけではなく
欧米の大手金融機関も豪の利下げを予想を出してくるなど
豪ドルを巡る地合いはかなり弱くなっていることがわかりますね。
豪ドルを高金利通貨として円売り豪ドル買いのオーダー一辺倒に
仕掛けている日本人は多いかと思います。
先ほどのフラッシュクラッシュの下ヒゲの時に入れて
いる人は別としてレンジ内で入っている人には苦しい
展開になりそう。
この辺りのことはしっかりと踏まえて起きたい事象になりますね。
豪GDPがコンセンサス割れ
豪GDPは予想2.6%→2.3%となり、豪ドルは下落した。JPモルガンが今年豪中銀は2回利下げするとの予測を発表し、豪ドル下落に拍車をかけた。米中貿易協議が上手くおさまる観測があるにも関わらず豪ドルは弱く、これは豪経済に内在する理由によって豪ドルが下がっていると考えた方が良いのかもしれない。
— w221 (@smbc_visa) 2019年3月7日
予想2.6%
結果2.3%
-0.3%
のコンセンサス割れ
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このように豪の経済状況はとても利上げを織り込める
内容ではないどころかこの結果でアメリカの大手金融機関
が今期2回の利下げまで取り沙汰すくらいの衝撃になった
訳です。
四半期に一度の指標になりますのでこれが覆るのは
少し時間がかかるのが通説になります。
日足のレンジブレイクの材料になりそうな気配になりますね。
まとめます
2019年豪ドル円相場はこれまでにないくらいの正念場
を迎えているように思えます。
日足のレンジブレイクをしてくるとかなり大きな値幅
が出てくるかと。
一連のレンジでスワップ目的で豪ドル円の買いを入れて
いた人は今後厳しい相場展開になるかと思います。
チャートの右側は誰にも推し量ることは出来ませんが
これまでの地合いをよんでも上値は重い展開は
継続すると思います。
ですので、今後の豪ドル円投資は豪ドル買いのオーダーは
慎重にやっていくのがベスト!
という結論でまとめさせて頂きます。
最後までお読み頂きありがとうございました。