アメリカ債券は下落基調で
今が買い時か判断に迷うところです。
そこで今回は7月第1週のアメリカ雇用統計に
まつわるデータからアメリカ債券(米国債)の買い時を
考察したいり思います。
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7/7に発表されたアメリ6月非農業部門雇用者数
■非農業部門雇用者数
予想22.9万人
結果20.9万人
■失業率
予想3.6%
結果3.6%
■平均時給(前月比)
予想0.2%
結果0.4%
■平均時給(前年比)
予想4.1%
結果4.4%
今回の雇用統計の総括
・雇用者は減
民間サービスが減、政府部門が増加を示す内容
・平均時給は増
時給の安い仕事の人が解雇となり高い職種が残った印象
・失業率は横ばいで推移
他の雇用データ
・5月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
前回 1010.3万件
予想 993.5万件
求人件数はじわりと減ってきている
データが先週出ています。
雇用者数が減ることでおきる連鎖
雇用者数減少→景気後退のサイン→アメリカ金利引き上げの停止
物価上昇の歯止め→需要の低下→景気後退
このようなサイクルが見えてくれば
アメリカの利上げ停止も見えてくるのかと。
7月第2週の注目材料
アメリカ6月消費者物価指数CPI
次回のアメリカFOMCでは利上げ濃厚だけに
今回のCPIでは物価の過熱感が強いようであれば
次回以降の利上げの織り込みが進んでもおかしくは
ないかと。
ですのでコア部門やその他のCPIのコンセンサスとの
乖離具合に注視して多くの参加者の動向に注視する必要がありそう。
今後のアメリカ債券(米国債)ETF投資戦略
今後もアメリカ債券ETFはその株価を下げる傾向
になりそう。
少なくとも次回のFOMCまでは弱い地合いに
あることは否めません。
私は今年の3月に購入したEDVはホールド
してEDVと同じくらいに売られているTLT
の購入を検討しようかと。
![](https://brushupskill.com/wp-content/uploads/2023/07/スクリーンショット-2023-07-04-202929-650x106.png)
長くホールドすれば配当金の分損益分岐点も変わります
EDVからはこの7月も含めて配当金を都合2回
もらう形に。
これがバカにならないくらいにドルで入りますので
NISA口座ですしまだホールドしようかと。
この時に1ドル133円くらいのレートで買って
いますので株価は下がっていますが全体のマイナス幅は
少しのマイナスで済んでいます。
まとめます
先週のアメリカ雇用統計の結果でドル売り
になりましたがアメリカ10年債利回りは上昇
しています。
実質金利の動向を踏まえるとこの動きは解せない
ところもありますのでまずはドル円の動きをしっかりと
みたいですね。
これが全てです。
ですんのでこの基本原則にのっとり金利が下がるような
場面が訪れるまではしっかりと今のポジションをホールドし
10%下落したら買い増しをするスタンスで行こうかと思っています。